コースデビュー前の、ゴルフボール選びって意外と悩んでしまいますよね。
「高いものを買ったほうがいいの?」
「何個ぐらい必要?」
「安く買う方法は?」
「色の違いがあるけど、何色がいいの?」
などなど、考えることがたくさんあります。そこで今回はゴルフボール選びのポイントとプレー時の注意点を紹介したいと思います。
目次
初心者は、安いゴルフボールで十分!
ゴルフボールは、新品の高いもので約6,000円(12個)、安いもので約1,000円(12個)と幅広い値段のものがあります。高いものは500円/個、安いものでも83円/個です。
この値段の違いは、ゴルフボールの飛び方や回転のかかり方などの性能の違いによるものです。これらの性能を発揮させるようにゴルフクラブでゴルフボールをしっかり打つ事ができる中・上級者にとってはプレーに影響するため、大切な性能です。
しかし、地面が平らな練習場でさえ、ゴルフボールの上や地面を叩いてしまうような初心者は、十分にそれらの性能を発揮させることはできません。私も始めてすぐの頃は、まともにゴルフボールを打つことができませんでした。
ですからゴルフボールの性能を発揮させることができない初心者が高いゴルフボールを買う必要性はありません。それより、安いゴルフボールを購入して無駄なお金をかけずに、初めてのコースを楽しみましょう。
ゴルフボールを何個用意すれば安心してプレーできる?
初心者は、コースデビューでは最低でも20個以上はゴルフボールを用意しましょう。
初心者がコースでゴルフボールを見失うことや、無くすことは当たり前です。ゴルフコースには、想像以上に川、池、林、谷などゴルフボールを取りに行けない障害物や、小さなゴルフボールが隠れてしまう長い芝(ラフ)や木などが広がっているからです。
さらに、初心者は、中・上級者よりゴルフボールを狙ったところに打てません。そのため、自分の打ったゴルフボールが落ちた場所を予測できずに、ゴルフボールをすぐに無くしてしまいます。
私も、ゴルフを始めてすぐのころは打ったゴルフボールを見失うことや、取りに行けない場所に打つことが想像以上に多くありました。初心者の人は、多すぎるかもしれないと思うぐらい余裕を持ったゴルフボールの数を用意しておくと安心です。
知っていると得する安いゴルフボールの探し方
安心してプレーするためにゴルフボールを20個以上用意すると、新品で安いもので揃えたとしても2000円も掛かってしまいます。その費用を安く揃えるための方法を二つ紹介します。
使わなくなったゴルフボールを譲ってもらおう!
一番手頃な方法は、ゴルフ経験の長い先輩や友人に使わなくなったゴルフボールを譲ってもらうことです。中・上級者の人は、結構な頻度で交換し、古いゴルフボールを数十個から数百個持っている人がいます。
ゴルフを始めて約2年の私でも使わなくなったゴルフボールが30個近くあります。そういう人たちは、ゴルフボールの処分に困っていたりするので、喜んで譲ってくれると思います。
ロストボールを購入しよう!
もしゴルフ経験の長い先輩や友人が身近にいない場合は、新品より格安で手に入れる方法があります。
それは、ロストボールを購入する方法です。
ロストボールとは、中古のゴルフボールです。それは、ゴルフコース内で回収したゴルフボールの汚れを取り除き、傷や汚れの度合いによって値段を決めて販売されるゴルフボールのことです。
ロストボールは、最も安いもので、練習用で一個10円程度です。状態の良いもの(Aランク)で、50円程度、状態が少し悪いもの(Bランク)は、30~40円くらいで購入できます。これは、最安値の新品のゴルフボールの半額程度の値段です。初心者は、ゴルフボールを無くすことが当たり前ですので、安い値段のロストボールを購入するのもオススメです。
ちなみに、あなたがコースで無くしたゴルフボールを販売するのは問題があると思う人がいるかもしれません。しかし、あなたがコースでゴルフボールを池に入れて回収できなかったり、無くしたと判断したりして、次のゴルフボールを打った時点で、その所有権を放棄したと判断されるため、問題ありません。
他人と自分のゴルフボールを間違えないためのひと工夫
コースを一緒に回る先輩や友人、他の組の人などと同じメーカーのゴルフボールを使っている場合が多くあります。そのため、初心者は他人のゴルフボールを間違って打ってしまうことがよくあります。
私もゴルフを始めてすぐに、仲間のゴルフボールを間違って打ってしまったことがありました。
ルールでは、自分以外のゴルブボールを打ってしまうと、罰として2打を追加する事になります。なにより、他人のゴルフボールを間違って打つほど気まずい事はありません。十分に注意しましょう。
その予防方法を二つ紹介します。それは、スタンプでゴルフボールに目印をつける方法と、マーキングペンとテンプレートでゴルフボールに線を描く方法です。
1つ目の方法は、自分の好みにあったデザインのスタンプや、自分がデザインした絵のスタンプを購入し、それらのスタンプでゴルフボールに目印をつける方法です。スタンプは、amazonで1000円から2500円程度で購入できます。
2つ目の方法は、マーキングペンとテンプレートで線をゴルフボールに描く方法です。この方法は、ゴルフボールに描いた線を自分が打ちたい方向に合わせ構える時の目印にすることができるメリットもあります。マーキングペンとテンプレートのセットは、amazonで数百円から2000円程度で購入できます。
分かりやすい目印をつけて、他人と自分のゴルフボールと間違えない工夫をしましょう。
見つけやすいゴルフボールの色は何色?
小さく白いゴルフボールは、長い芝(ラフ)や木の影に隠れて見つからないことがよくあります。そのため、白(ホワイト)だけでなく見つけやすいように色のついたカラーボールが販売されています。主な色は、イエロー、オレンジ、ピンクの3つです。それぞれの色の特色は、次の通りです。
- イエローは、ボールとの距離感が掴みやすい色です。また、芝生の色に溶け込まないため視認性が抜群に良く、見つけやすい特徴があります。カラーボールの中でも最もバランスの良い色です。
- オレンジは見やすく存在感もあり、芝生の色に溶け込みにくい色になります。ただし、色が濃すぎるため目が疲れるというデメリットもあります。
- ピンクは女性に人気で、構えた時の見え方が、目に優しく、芝生の色との相性も良好で見つけやすい色です。
ぜひ、それぞれの特性を知って自分の目的や好みにあった色を探しましょう。
予備のゴルフボールを常に数個は持ち歩くこと!
コースでは、ゴルフカードが近くにあるとは限りません。ゴルフボールを無くすたびに、ゴルフカートまで戻ることは“スロープレー(ゆっくり時間をかけるプレー)”になり、ゴルフでは嫌われます。
そのため、ゴルフカートまでゴルフボールを無くす度に戻ることがないよう、必ず予備のゴルフボールを2個から3個は持ち歩くことを習慣にしましょう。
ゴルフボールを持ち歩くには2つ方法があります。
1つ目は、ズボンのポケットに入れる方法です。ゴルフボール1個、2個ならポケットに入りますが、ゴルフボールを3個以上入れるとポケットが膨れ、スイングの邪魔になることがあるので注意が必要です。
2つ目は、ボールケースを使うことです。ボールケースは、皮でできたオシャレなもの、キャラクターがデザインされたものなどがあります。ボールケースには2個から3個のゴルフボールが入り、一緒にティーを持ち運べるものなど様々な種類があります。
amazonで1000円から3000円程度で購入できます。お気に入りのボールケースを見つけ、コースを楽しく回りましょう。
まとめ
初めてのコース!ゴルフボールの準備とプレー時の注意点について、6つのことを説明しました。
- 初心者は、安いゴルフボールを使おう。
- ゴルフボールを無くすことは当たり前。最低20個以上、多すぎると思うぐらいの数を用意しよう。
- 経験者に中古のゴルフボールを譲ってもらおう。ダメならロストボールの購入を検討しよう。
- 他人と自分のゴルフボールを間違えない工夫をしよう。
- 自分の目的や好みにあったゴルフボールの色を選ぼう。
- スロープレーを防止するために予備のゴルフボールを数個は常に持ち歩こう。
ぜひ、自然の中に広がるコースでゴルフボールを打つ爽快感を楽しんできてくださいね。
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